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モンテロッソから左手に山・崖、右手に海のハードな道のりを歩いていくと、眼下に輝くきれいな青い海に時折飛び込んでしまいたくなります。
汗まみれの体で「今あの海原に飛び込んだら気持ちいいだろうなぁ」という誘惑を振り切って歩いていくと、ふっと視界が開けて小さな街が眼下に広がります。この小さな港町がチンクエテッレの南から4番目の街・ヴェルナッツァ。
イタリアの海シリーズ その2 チンクエテッレ編後半_f0058160_1984543.jpg大自然の厳しさを味わった体には天の救いのように見えるカラフルでかわいらしい街。
しかし、この街が見えてからは急激な下り坂が待っていて、がくがくと笑う膝を駆使して下山。

小さな港町はビーチリゾートを楽しむ人や観光客で大賑わい。せまぁい港の一部で海水浴をする人もいれば、張り出した突堤に思い思いにタオルを広げて日光浴だけをする人も。ただ昼寝しているおじさんもやまほどいます。

モンテロッソからのトレッキングで疲れ果てた人はここから船や列車で他の街へ移動できます。もちろん足と体力に自信のある人はヴェルナッツァから更なる難関ルートを歩いてコルニーリアまで行くこともできます。ただしこのヴェルナッツァ-コルニーリア間は他のルートと違ってほとんどを海岸線から離れて山の中を歩きます。海の眺めではなく、壮大な山の自然を楽しめます。

列車で移動すると各村間は片道1,10ユーロ。小さな駅構内のチケット売り場で購入して乗り込む前にチケットは黄色い刻印機でガチャリと刻印しましょう。
海岸線を走る列車はトンネル部分も多いけれど、時折見える海原がとても幻想的。列車なら各村間はわずか数分で移動できます。

コルニーリアの駅も海岸線沿いにあります。駅を出て山の斜面に向かって右手に進むと玉砂利のビーチ、左手に進むとコルニーリアの市街地。この市街地は丘の上にあるので駅からはブドウ畑の間のなだらかな車道をゆっくり歩いていくか、心臓破りの九十九折階段を上るか。距離的には怪談のほうがかなり短いのですが。もう歩きたくない人のためには市街地まで駅前から緑色のポンコツバスが走っているので、それを利用するのもOK。

イタリアの海シリーズ その2 チンクエテッレ編後半_f0058160_1931751.jpgコルニーリアの街中は狭い路地が入り組んでいて人がかろうじてすれ違えるメイン通りの両側にはお土産やさんや小さな部屋貸しがぎっしり。
リキュールの入った瓶がさりげなくイタリアの形。カラフルでかわいらしい。


イタリアの海シリーズ その2 チンクエテッレ編後半_f0058160_19323820.jpgメイン通りのお土産やさんを冷やかしながら進んでいくと、通りの突き当たりに展望台。海風をうけて何も考えずに海を眺めるのもお薦めです。


魅力いっぱいのチンクエテッレ。今回は北側の3つの街のみの紹介でしたが、また是非機会を見つけて残りの二つも紹介します。

フィレンツェからは日帰りで行けるビーチリゾート。もちろんひとつの村にゆっくり滞在してきれいな海を楽しんだり、おいしい魚介類をたらふく食べたりする楽しみ方もあります。
トレッキングも含め、これからの季節、海で泳ぐのは無理かもという初秋や冬でも十分楽しめるチンクエテッレ、お薦めです。
# by his-italy | 2006-08-24 19:48 | イタリアのお得情報
フィレンツェは周りをぐるりと緩やかな丘に囲まれた盆地。来年の夏にはパリのセーヌ川のように「アルノ川に砂浜」が登場するらしいですが、夏の盛りには蒸し風呂にいるような暑さ。砂浜がなくてもアルノ川の縁で日光浴する人もいるのです。

しかし、フィレンツェからちょっと足を伸ばせば、透き通る青い海原とホワイト・ビーチの天国が!

フィレンツェからローカル電車に揺られまずは西へピサまで、そして海岸線を北上。約2時間半から3時間の電車の旅。目的地はリグーリア州チンクエテッレ。世界遺産にも登録されている風光明媚な一帯。チンクエテッレは「5つの土地」を意味するイタリア語で、その名の通り5つの小さな村(モンテロッソ、ヴェルナッツァ、コルニーリア、マナローラ、リオマッジョーレ)で成り立っています。

海にせり出す断崖絶壁のような斜面に張り付くように小さなカラフルな家が並び、その合間を縫うように小さな土地を有効活用してオリーブ畑とブドウ畑。暮らしている人の苦労は底知れないですが、とにかく自然がいっぱいの天国です。

5つの村それぞれに特徴があるので、時間があれば全部の村に立ち寄ってもらいたい!!

イタリアの海シリーズ その2 チンクエテッレ編前半_f0058160_1857375.jpgチンクエテッレで一番大きな村は最北にあるモンテロッソ・アル・マーレ(MonteRosso al Mare)それでも人口わずか1000人。夏の間は海水浴客やリゾート・ライフをのんびり楽しむ人でごった返します。
海辺に点在する小さな白いビーチにはカラフルなパラソルがぎっしり。


ローカル列車の止まる駅を降りると目の前は通りを一本挟んですぐにビーチ。駅周辺に白砂の海岸が広がり、右手に行くと岩場。左手に突き進んでいくと小さな山を挟んでモンテロッソの市街地。レストランや小さな部屋貸しが軒を並べています。

イタリアの海シリーズ その2 チンクエテッレ編前半_f0058160_18575619.jpgこの市街地から海岸線沿いをさらに行くと「トレッキングコース」の入り口。
5つの村はローカル列車か船で行き来することができますが、健脚な方にはトレッキングコースを歩くのもお薦め。(3,00ユーロ)


モンテロッソ-ヴェルナッツァ間
ヴェルナッツァ-コルニーリア間
この二つは体力に自信のある方にお薦め。
歩きやすい靴とミネラルウォーターで臨んでください。
コルニーリア-マナローラ間
上記二つに比べるとかなり難易度は低いのですが、マナローラからトレッキングを始めると、コルニーリアの市街地が山の天辺にあるので心臓破りの九十九折の階段が待っています。
マナローラ-リオマッジョーレ間
初級者でも観光客でも楽勝。「愛の小路」と呼ばれるロマンティックなコースです。

チンクエテッレをトレッキングするならリオマッジョーレから始めることをお薦めします。

イタリアの海シリーズ その2 チンクエテッレ編前半_f0058160_18583570.jpgモンテロッソとヴェルナッツァのトレッキングコースからの眺め。
海ににょっきりと顔を出している岩の辺りがモンテロッソのビーチ。
モンテロッソの駅からも歩いて3分!


狭くてアップダウンのきついモンテロッソからのトレッキングコース。しかし眺めは最高。休みなく歩いて1時間15分のコース。途中小さな日陰に簡素なベンチを置いてある場所もありますが、「峠の茶屋」は望むべくもないので飲料・食料は持参しましょう。

ハードな行程を切り抜けた後は…。次回に続く>>>
# by his-italy | 2006-08-23 18:53 | イタリアのお得情報
夜遊びするには色々限られてしまうイタリアのナイト・ライフ。
でも夏から秋への過ごしやすい季節にはみんな夜を満喫したくてうずうず。
2003年から夏の終わりを惜しむように
ローマでは「ノッテ・ビアンカ」というイベントが開催されています。

2006年は9月9日の夜。

「ノッテ・ビアンカ」は「白夜」という意味。
夜を徹して街が賑やかに熱く盛り上がる文化イベントです。
地元のローマ人だけなく、
もちろんその時期にローマに滞在しているツーリストも参加できるイベントです。

今年は初の試みとして
9月8日の夜に「前夜祭」も予定されています。
「前夜祭」にふさわしく、
21:00からヴィッラ・ボルゲーゼ(Villa Borghese)の中にある
シエナ広場(Piazza di Siena)では
ピノ・ダニエレ(Pino Daniele)、エリーザ(Elisa)、イヴァノ・フォッサーティ(Ivano Fossati)、フィオレッラ・マンノイア(Fiorella Mannoia)が参加するメガコンサート。

そしてツーリストにとって嬉しいのは、
この「前夜祭」では24時まで数多くの美術館が開館している点。
夜を徹してローマを遊ぶ!_f0058160_223964.jpgカピトリーニ美術館(Musei Capitolini)、トライアヌス帝の市場(Mercati e Foro di Traiano)、アラ・パチス美術館(Museo dell'Ara Pacis)、ローマ博物館・ブラスキ宮殿(Museo di Roma - Palazzo Braschi) 、ヴィッラ・トルロニア美術館(Musei di Villa Torlonia)、カラカラ浴場(Terme di Caracalla)、ヴィットリオ・エマヌエーレ二世記念堂(Complesso Monumentale del Vittoriano)、サンタンジェロ城(Castel Sant'Angelo)などが夜間開館実施。

夜を徹してローマを遊ぶ!_f0058160_231851.jpgまたイタリアで人気のヒューゴ・プラット(Hugo Pratt)の漫画
「コルト・マルテーゼ(Corto Maltese)」の特別展のオープニングが
ヴィットーリオ・エマヌエーレ二世記念堂で予定されています。

イベント当日9日は夜を徹して街が活気に溢れ
翌朝8時までローマ市内各地でイベントが開催されます。
コンサートや、試飲・試食、ガイドつきツアー、花火大会など
総イベント数500ともいわれる大騒ぎのお祭りなのです。
人々が行きかう通りや広場で
とんでもない有名人がショーを繰り広げる可能性もあるので見逃せません。

もちろん街中のバールやレストラン、そしてブティックや
そのほかのお店も夜を徹して営業するところが多いので、
夜明けまで夜のショッピングを楽しむこともできます。
お店によっては「ノッテ・ビアンカ・スペシャル価格」を打ち出すところもあるそう!!
見逃せません!

夜出かけてみたいけれど、街中の移動はどうしよう・・・。
ご安心下さい。
このイベントのために
9月8日はメガ・コンサートの時間帯に合わせて
20:00から25:00までテルミニ駅とヴィッラ・ボルゲーゼを中心に
バスの運行本数が増発されます。
また9月9日はローマ市内中心地区は
21:00から翌朝6:00まで歩行者天国となります。
歩行者天国ゾーンを取り囲むようにバス路線がめぐり、
22:00から翌朝6:00までは1,00ユーロのバスチケットで乗り放題。
バスやトラムは運行本数を増発予定。
地下鉄A・B両線も運行時間を翌朝5:30までに延長。
多くのイベントが開催される歴史的中心地区と住宅の多い市街地を結ぶ
シャトルバスも23:00から翌朝6:30まで運行予定。

ノッテ・ビアンカの詳細はこちらからチェック
# by his-italy | 2006-08-19 02:09 | イタリアのアート&文化
スイカゼリーの記事を書いたときに、次はフィレンツェでおいしいグラニータが食べられるお店を紹介すると豪語しました。

その後フィレンツェは夏が終わったかのようなペンギン涼しい日が続いているので、紹介するのが遅くなりました!
カラベ外観しかし、たとえ真冬でも大人気のこのお店。夏の涼しい夜星でもお店の前には人だかり。みんな手に手にソフトクリームジェラートかグラニータを持って楽しげに歓談中。

天然素材を使ったシチリア風グラニータとジェラートのお店。カラベ(CARABE')
アカデミア美術館の目と鼻の先にあるので観光途中の休憩にももってこいです。

カラベ店内店内はそんなに広くはありませんが、5人くらいが座れる小さなベンチも置いてあるので、ゆっくり座ってジェラートやグラニータを楽しむこともできます。
店内入ってすぐ左手にジェラートのショーケース、その奥にグラニータ。店の奥が厨房になっていて、おいしいジェラートやグラニータが生産されています。


グラニータはやわらかめのカキ氷。もしくはフラッペに似たもの。
カラベでは新鮮な素材を使っているので季節によってフレーバーが異なります。やっぱりいまならスイカやメロンやイチジク、ピーチがお薦め。グラニータの2フレーバーというオーダーもできるので一度に二つの味を欲張りたい人には2フレーバーミックスのオーダーがお薦めグッド!
グラニータの上に生クリーム、もしくはジェラートをのせてもらうこともできるので、どっちも楽しみたい人には「グラニータ&ジェラート」のコンビもお薦め。

カラベ・グラニータ欲張って「グラニータ&ジェラートグッド!
グラニータはアーモンド風味そしてジェラートはこってりチョコレート。
「アーモンドチョコレートチョコレート」の出来上がり。
王道をいくおいしさです。


これ以外にはフィレンツェ支店スタッフお薦めは「コーヒーグラニータ&生クリーム」「レモン&メロン」「スイカ&メロン」「レモン&ピーチ」「コーヒーグラニータ&ノッチョーラ(ヘーゼルナッツ)」など。

H.I.S.フィレンツェ支店からも歩いて5分。
支店に遊びに来るついでに寄ってみて下さいね音譜

Gelateria Carabe'
Via Ricasoli 60r
Firenze
# by his-italy | 2006-08-18 23:47 | 美味しいイタリア

夏だけですよ!!第三弾

Summer Special!
コスモスH.I.S.
タリオリジナル

2006年夏限定!」

主要3都市特別

オプショナルツアーコスモス


日本語ガイドと行く!ウフィツィ美術館
期間限定・参加人数限定のツアー3シリーズの最後を飾るのはベル
「いまならダ・ヴィンチ展も説明つきで楽しめちゃう!!!
日本語ガイドと行くウフィツィ美術館」
!!


メディチ家が長い年月をかけて集めた珠玉のコレクションを展示するフィレンツェのウフィツィ美術館はルネッサンス芸術の宝庫。音譜世界中から名作を見るために集まる人は一年中後を絶たず、常に長蛇の列!!あせるルネッサンスといえば、やっぱり人気のレオナルド・ダ・ヴィンチ。ウフィツィ美術館ではレオナルド・ダ・ヴィンチの若い頃の作品「受胎告知」や弟子時代に手を入れて師匠ヴェロッキオを呆然とさせたという伝説の残る「キリストの洗礼」内の天使像、未完成のままの「東方三博士の礼拝」などが常設となっています。しかしベル今の時期(2007年1月まで)なら特別展「レオナルド・ダ・ヴィンチの精神世界」を開催中なのでルネッサンスの万能の芸術家の思考構造や彼が生み出した機械の数々を垣間見ることができます。H.I.S.イタリアでは長蛇の列に並ばず入場できて、しかもダ・ヴィンチの特別展についても日本語ガイドが説明してくれる、とってもお得なチョキツアーを実現しました!


ウフィツィ美術館前で集合して日本語ガイドとともに予約時間に美術館へ(列に並ばずに入場できます)。ジョットの「玉座の聖母」から始まるルネッサンス世界へいざ出発!!足あと日本語ガイドによる丁寧で興味深い説明つきで名作の数々を堪能していただきます。(例:ボッティチェッリ「ヴィーナス誕生」「春」、ピエロ・デッラ・フランチェスカ「ウルビーノ公の肖像」ミケランジェロ「聖家族」ティツィアーノ「ウルビーノのヴィーナス」カラヴァッジョ「メドゥーサの首」ルカ・シニョレッリ「キリスト磔刑」ペルジーノ「十字架降架」など)ラブラブ
常設展を見終えた後に待っているのが「レオナルド・ダ・ヴィンチの精神世界」特別展。レオナルド・ダ・ヴィンチの設計を基にした機械のモデルや彼が好んだ文字遊びなど、レオナルドの作品製作に及ぼした彼の精神世界を知るための充実した特別展です。*特別展会場は狭いため各作品の前で立ち止まってのガイディングができない場合もありますので、特別展入場前にガイドから説明をお聞き下さい。音譜


ベルこんなに欲張りなのに45ユーロ!キラキラ
このチャンスを逃す手はない!! 音譜今すぐお申し込み!!!
催行日限定・参加人数一日16名様限り!!!数に限りがございます。
早い者勝ちです!!

# by his-italy | 2006-08-17 02:40 | HISオプショナルツアー